100均でもいける?速さ重視の一級建築士製図道具21選

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一級建築士製図道具21選 一級建築士
一級建築士製図道具21選

こんにちは!

学科を合格したと思ったら休む間もなくやってくるラスボス、設計製図。。。

「何を買ったらいいかわからない」
「できるかぎり安く済ませたい」

といったお悩みにお答えします!

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製図道具の選び方

迷ったらとりあえず使ってみる、妥協しない

「オススメされたけど、本当に必要かな?」
なんて思うものはとりあえず買って使ってみましょう(値段にもよりますが)

必要な製図道具は、人それぞれの作図の癖や性格によって変わってきます。

レビューを読んでもそれはあくまでも他者の評価ですので、自分で使ってみないと分かりません。

最初に買いそろえた道具だけで製図試験本番に臨む人はほとんどいません。
みんな途中で買い替えたり買い足したり、または使わなくなったり試行錯誤するものなのです。

ですので、いろいろ試して自分なりのスタイルを早めに確立していきましょう!

試験中に壊れたら詰むものは2つ以上用意する

特に製図用シャープペンシルは試験中に芯が詰まったりして壊れてしまうと、もうどうしようもなくなります。

大丈夫でしょ!と思うかもしれませんが、そこは特に慎重になるべきところです!

製図を楽しむ

製図道具をそろえる過程は、武器をそろえるようなそんな感覚で楽しいものです。

テーブルの上は自分だけの空間ですので、少しでも快適に楽しく作図できるように遊び心を持ってみましょう。

例えば、

  • 少し高いけどかっこいい製図用シャープペンシルを使う
  • 道具の色を統一してインテリアのように楽しむ
  • 道具にいい匂いのアロマをかけて匂いでリラックスする(過度はダメですよ!笑)
  • マスキングテープ(文字のないモノ)を道具に貼ってかわいくオシャレにする

などなど、オリジナルの工夫をして気分をあげていきましょう!

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【必須編】製図道具16選

まずは、「これがないと始まらない」必須の道具を紹介していきます。

A2製図版(平行定規)

言わずもがなです。
ですが、種類が多いため、道具選びの最初の悩みどころになりがちです。

★私はこの武藤工業(MUTOH)の製図版を使っていました。定規のスライドの滑らかさ・軽さが断トツで、黒色もかっこよかったので他の物より少し高かったのですが即決しました。非常におススメです。

↓値段を抑えたい方は、ドラパス製のこちらもオススメです↓

また、100均では代用できません。。

持ち運びケースは必須
・定規のスライドの滑らかさは重要(作図中は何百回も動かす)

三角定規(建物ライン用)

作図の序盤(通り芯,寸法線,壁線等)でゴリゴリに使います。

販売されているサイズはいろいろな種類がありますが、30cmのものがベストです。

45cmサイズの特大サイズを使って通り芯を平面2つ分(A2用紙の上から下まで)まとめて書くという速ワザがあるようですが、正直不要です

通り芯を書いた後は1面ずつ書くことになるので45cmでは小回りがきかず不便であるうえ、別途30cmを用意したとしても限られたスペースのテーブルに置くのは邪魔になってしまいます。

★私はステッドラー製の30cmのものを使っていました。 ステッドラー製は作図道具としての信頼性は抜群です。定規側面に鏡面加工してあり、正確なラインを引くことができますし、芯粉が出づらく図面を汚しにくいです。

100均ではこのような大きいサイズはありませんので代用できません。

・平面図1つをちょうど書くことができる30cmのものがベスト(45cmは不要)
・製図用のものであれば図面を汚しにくく正確なラインを引きやすい
・方眼などの目盛りは不要(図面が見づらく邪魔になる)

三角定規(建具、什器用)

小さいサイズの三角定規は、建具や什器を書く際に用います。この段階では定規の小回りの効きやすさが非常に重要ですので、大きい30cmサイズだけでなく、15cmほどの小さいサイズも購入しておきましょう。

★私は30cm定規と同様でステッドラー製のものを使用していました。

100均では、方眼目盛り等が全面にあるタイプであれば販売しているようです。
製図用紙が見えにくくなりますので作図スピードに影響してきます。

・小回りの効く15cm程がベスト
・製図用のものであれば図面を汚しにくく正確なラインを引きやすい
・方眼などの目盛りは不要(図面が見づらく邪魔になる)

三角スケール(作図用)

最初の通り芯を書く際に使用します。というかその後はもう使用しません。

こんな限られた用途ですが、最初の通り芯が最も重要です。通り芯がズレていたらその後の作図が全てパーになってしまいます。

1/200の縮尺を指で方眼を数えて図っていたら確実にズレが生じます!
(私も三角スケールを忘れた時、ズレた経験があります。。)

モノ自体は道具入れに刺しておけばそんなに邪魔になりませんので確実に使用するようにしましょう。

★私はまたまたステッドラー製の30cmのものを使用していました。

100均では販売していません。

30cm程のサイズがベスト
1/200の目盛りは必須

三角スケール(エスキス用)

エスキスでの1/400のプランニングや、要点記述での作図(年による)をする際に用います。

30cmのスケールでは小回りが利かず非常に使いづらいので、専用の15cm程度の物を用意しましょう。ペンケースにも入るので持ち歩けます。

ステッドラー製の15cmサイズです。

100均では販売していません。

15cm程のサイズがベスト
1/400の目盛りは必須

筆記用具入れ

筆記用シャープペンシル、製図用シャープペンシル、替え芯、蛍光ペン、15cm三角スケールを入れて持ち歩けるようにしていました。

作図中は、シャープペンシルと15cm三角スケールのみ残し、蛍光ペンは別のスタンドに移し替えていました。

★私はコクヨの500円程度のものを使っていました。

100均ではいろんなタイプのものが販売されています。私は上述のスタンドになるタイプが使いやすかったですが、いろいろ試してみてもよいかと思います。

・スタンドとして使えるものがよい
・いろいろなペンを入れるので容量は大きいほうがよい
 

製図用シャープペンシル(作図用)

一番重要なメインの武器ですね!
製図用シャープペンシルはいろいろ試して自分に合うものを見つけていくようにしましょう。なかなか1発でこれだ!というものに出会うことは難しいです。

そんな中でもまずはこれを試してほしいというものがあります!

ステッドラーの0.5mm オールブラックです。オールブラックかっこいいですよね!笑
同じステッドラー製でも、持ち手が太くなっていて軽いモノと、持ち手が金属製で太くなく重いモノの2種類がありますが、作図用としては後者のほうです!

6時間30分フルで使うものですので、100均ではなくしっかりとしてものを買うことをオススメします。

 
・製図用シャーペンはステッドラー一択!!
・重量があり、軽い力でも太く濃い線が書けるもの
芯径0.5mmがベスト
最低2本は用意しましょう

製図用シャープペンシル(植栽、什器用)

作図後半の什器(家具や便所)や植栽を書く際に使用します。

あまり濃いと建物のラインと区別がつかなくなってしまううえ、什器や植栽でごちゃごちゃ見えるようになってしまいます。

ですので、細く、かつあまり濃くない方がよいです。

ステッドラーの0.3mm オールブラックを使っていました。先ほどの作図用とは逆で、持ち手が太くなっていて軽い方がオススメです。

作図用と同様ですが、このシャープペンシルで書く内容がそのまま解答用紙、あなたの提出物となります。しっかりとしてメーカーのものを選ぶことをオススメします。

・製図用シャーペンはステッドラー一択!!
・軽めで、力をいれても濃くなりすぎないモノがよい
芯径0.3mmがベスト

筆記用シャープペンシル

要点記述で使用します。

時間配分は人によりますが、45分~1時間ぶっ通しで書き続けますので、普段から使い慣れていているものをそのまま使うのがよいでしょう。

★私はドクターグリップのフルブラック 0.5mmを使用していました。ドクターグリップは人間工学に基づき長時間使用しても疲れにくいように設計されているのが特徴です。
迷ったらとりあえずドクターグリップで間違いないでしょう。

いわゆる普通のシャープペンシルですので、100均でも書きやすいものがあれば是非使いましょう。いろいろ試してみてください!

・1時間ぶっ通しで書いても疲れにくいもの
・普段から使い慣れているもの
芯径0.5mmがベスト
最低2本は用意しましょう

蛍光ペン

問題文にマークしたり1/400のエスキスで用います。

ノック式だと、キャップを開け閉めする手間が省けるのでおススメです。

消せるタイプであるかどうかは、正直どちらでもよいですが、消している時間がもったいないので消せないタイプを使うことをオススメします。

★私は無印のノック式蛍光ペンを使っていました。無駄なデザインがなくかっこいいうえ、安いです!

いわゆる普通の蛍光ペンですので、100均でも書きやすいものがあれば是非使いましょう。いろいろ試してみてください!

ノック式がベスト
消せないタイプがオススメ(消す時間がもったいない)
・ペン立てに立ててあるときに一目で色がわかるもの

多色ボールペン/フリクション

問題文読み込みやエスキスの際に使います。

普段から使っているもので問題ありませんが、多色タイプのものにしましょう。

・多色タイプのもの

消しゴム

こちらも普段使っているもので問題ありません。

★MONOの一般的なものを使用していました。100均でも買えますが、大量に使うことになるので最初のうちにまとめ買いしておいてもよいかもしれません。

・折れにくいもの
・100均で十分

テンプレート

柱を書く際にテンプレートの正方形部分を使い、什器や植栽を書く際には正方形部分も円形部分も使います。

★私はトライテックのテンプレートを使用していました。円と正方形の両方が1つにまとまっておりコンパクトです。

100均で販売されているのは見たことがありません。

・円と正方形の両方が1つにまとまったもの

電卓

エスキスにて面積計算等に用います。

打ち間違いは時間のロスですので、数字キーが大きく余計な機能がついていないものがよいです。

シャープ製のものを使用していました。打ち心地もよく、打ち間違いはほとんどなかったです。

100均では、400円で似たものが売っていました。

また100均の中でも、100円で販売されているような本体が小さいものは、打ち間違いをしやすく画面も見づらいのであまりお勧めしません。

・画面部分が折れ曲がるもの
・数字キーが大きいもの

ドラフティングテープ/マスキングテープ

製図用紙を平行定規に貼り付ける際に使用します。

剥がしたときに紙が破れないようなものがよいです。

★私は100均のメンディングテープを使用していました。100均で十分です。

周りの方は↓のようなドラフティングテープを使用している方が多かったです。メンディングテープより紙が破れにくいようです。

カッター付きがよい
・剥がすときに紙が破れないもの

時計

6時間半、腕時計をつけっぱなしにするのは非常にストレスになりますし、腕時計では小さくて見にくいので、専用の卓上の時計が必要です。

この際、アナログかデジタルかはどちらでもよいです。見やすい方を選びましょう。

デジタルの場合、6時間半という長時間のカウントアップに対応したものが実はあまり家電量販店や100均では売っていないので、amazon等で中国メーカーの安価な物を購入するとよいでしょう。

100均では6時間半に対応できるものは販売していません。

カウントアップ機能
99分以上対応(6時間30分)
・中華メーカーで十分
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【あると便利編】5選

なくても大丈夫ですが、個人的に非常に役に立ったものを紹介していきます。

A2ファスナー付き図面ケース

製図用紙やエスキス用紙を製図版ケースにいれて持ち運ぶ際に使用します。

製図版ケースにそのまま入れると100%の確率で紙がぐちゃぐちゃになってしまいます。
図面がぐちゃぐちゃだと採点してくださる講師の方も見る気が失せてしまいます。

西敬のものを使っていました。安くて軽くて薄くて使いやすいです!ファスナーもあるので雨の日でも安心です。

・出し入れしやすい柔らかい素材のもの
・静電気のない素材のもの(×ビニル)

フローティングディスク

定規の裏面に貼って図面からほんの少し浮かし、図面を汚れないように、かつ図面と定規の張り付きをなくし定規を取りやすくします。

定規がテーブルや製図用紙に張り付いてとれない、、ってこと結構あるんですよね。。個人的に割とストレス溜まるので非常に助かりました笑

もちろんテンプレートにも貼れます!

100均で代用するとすれば、細かく切ったマスキングテープを5重ぐらいにして貼ればOKです。しかし、私もやってみましたがテープに汚れが溜り図面が汚れます。安価な商品ですので、取り合えず試してみることをオススメします!

・とりあえず100均のマステで代用してみるのもアリ!

手のガード

これも図面が汚れないようにする道具です。

どんなに気を付けていても図面は少しずつ汚れていきます。人それぞれの書き方やクセにもよるとは思いますが、私の場合はいつも図面が汚かったです。

手が黒く汚れて図面が汚れるというのを気にしないでよく、無駄なことを考えなくてよくなります!

指2本だけ、という特殊な商品ですので100均では見たことがありません。

・薬指と小指の2本だけが覆われるタイプがよい

字消し板

製図後半の細かい所を消す際に使います。

製図試験は、寸法や室名など、記入がないと一発アウトになる項目がたくさんあります。

「他の箇所を消していたつもりが気づかないうちに室名も消してしまってた」という最悪な結末は絶対に避けましょう!!

メッシュタイプだと字消し板のウラが透けて見えるので効率的です

製図用ブラシ

図面上の消しカスを飛ばすときに使います。
手でやると図面が汚れますので、極力ブラシを使うようにしましょう。

毎回毎回ブラシを出すのが手間だと思う方、大丈夫です!
製図試験本番を迎えるころには消しゴムはほとんど使わなくなります。

・あまり使う頻度はないが、2本指のグローブを使うぐらいならブラシもセットで揃えて図面の綺麗さを完璧にしたいところです
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【みんな使ってたけど自分は使わなかった編】

VANCO

三角定規とテンプレートが一体化したチート級の便利ツール。

ですが、私はいろいろなリスクを考慮して使いませんでした。

詳細はこちらをご覧ください。↓↓

巨大三角定規

製図用紙の下から上まで一気に線をひける45cmサイズの三角定規のことです。
これにより通り芯や寸法線を一気に2平面書くことができ時短につながるとされているものです。

ですが、先ほども述べたように最初しか使う機会がなくその後邪魔になります。

私の印象では、単純に30cmの三角定規で1平面ずつテンポよく書いていった方が確実に早いです。

また、45cmサイズは製図版を少しはみ出てしまうので、前の座席の人の背中にあたり線がずれたりもします。(前の席の人も背中痛いです。笑)

製図試験本番で必ず起こることについてこちらも参考にしてみてください!

枕木

会場のテーブルが小さい時に製図版の下に敷いて使います。

つまり、本番しか使いません。

本番は資格学校の社員さんたちが会場前でたいてい枕木を配布してくれているので、それを念のため受け取る程度で十分でしょう。

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まとめ

ただでさえ辛い製図試験、製図道具ぐらいは気分の上がるものを使って、オリジナルの工夫をして、楽しんじゃいましょう!!

また、資格学校についてはこちらが参考になります!

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