こんにちは!一級建築士設計製図試験まで1週間をきりましたね。。。
最後の追い込みと思っていろいろ詰め込もうとしていませんか??
製図試験にそれは通用しません!
今回は、試験前日の無駄のない過ごし方を紹介します!
(本試験当日のイメージトレーニングにこちらの記事も参考にしてください!↓↓)
試験前日の意識
体調とメンタルを整え、自信をもつことが大事です。
ご飯をしっかり食べ、早めに寝るようにしましょう。
まだランクⅠを取ったことがない、と不安になるかもしれませんが、大抵の方はそうです。資格学校での課題は少し難しくなっているので、本番で初めてランクⅠをとれたという方も多いのです!
また、いろいろとやり残したことがあり不安なことと思います。
ですが、「心配事の9割は起こらない」というように、本番ではその不安な箇所は出題されません。前日までにやれなかったことはもう割り切りましょう。
学生の頃の試験で、勉強できてなくて不安な箇所があっても、本番では出題されなくてなんとかなったって経験、みなさんありますよね!?
やってはいけないこと
6時間30分通しで問題を解く
本番形式で一式解いて流れを確認しようと思う気持ちもわかります。
ですが、単純に時間がかかりすぎます。6時間30分通して得られるのは、「6時間30分で書ききった」という事実だけです。それが合格図面かどうかもわかりませんし、ましてや書き終わらなかったらとてつもなく焦ると思います。
全体の流れはイメトレ程度にしておきましょう。
SNSで情報収集する
製図に関する情報やテクニックをSNSで収集するのはとてもよい方法です。
しかし、前日にやることではありません!
「明日は絶対これでるでしょ!」
「担当の講師が杭基礎出るって言ってた」
「今年は異種用途区画がでるらしいよ」
といった情報が目に入るだけで、あれもこれもと気になって仕方なくなります。
ソースがどこかもわからない情報はでたらめに過ぎません。一番信用できるのは、あなた自身の講師だけです!
SNSでの情報収集は前日だけはしないようにしましょう。
やっておくべきこと
前日は、おそらく多くの方が資格学校の最後の講義をうけることと思います。それ以外の限られた時間ですることを紹介します。
苦手な部分だけを解く
エスキスの左半分だけ、断面図だけ、要点記述の図面だけ、など苦手を絞って解きます。
時間を決めて何度か繰り返してもよいです◎
これまでがんばって勉強を続けてきたあなたなら、苦手なものでも全くできないということはないはずです。少しでも回数をこなして体に染みつけましょう。
私の場合は断面図を書くのが苦手でしたので、1時間と決めて作図用紙1枚に4回断面図を書きました。
普段20分少々かかってしまうのですが、4回目はさすがに体も慣れて15分を切るスピードでかけたので、少し自信をつけることができました。
直前対策講座を復習する
総合資格学院であれば、1週間前頃の3問+前日の1問、計4問の直前対策講座があるはずです。
この中でも特に前日の1問を復習しましょう。
この最後の課題はこれまでの課題の要素がバランスよく散りばめられており、総復習にぴったりです。
また、これまでの課題より少し難易度が下がっていることと思います。前日の講座でプランがまとまった方は自信をつけましょう。まとまらなかった方も、エスキスの解答をしっかり確認し、こんな単純でいいんだと不安を和らげましょう。
また、最後の課題は本試験となぜか似ている傾向があります。もちろん偶然だとは思いますが、その傾向がある以上、しっかり復習しましょう。
時間があればエスキスをしなおしてもいいですが、イメージしながら解答を目で追うだけでも十分です。
これまでをまとめたノートを振り返る
特に9月以降に取り組んだ課題です。
9月以降の課題は、各資格学校が課題を公表していないため、試験元が把握していない課題だからです。
みなさんはこれまでの課題での反省点や気づきを、資格学校からの資料に書き込んでファイリングしたり、ノートにまとめたり、それぞれのやり方でまとめていることだと思います。
その自分のためだけの最高の教材をもう一度しっかり振り返りましょう!
(学習を始めた頃の図面を見てみる)
これはおまけです(笑)
作図に5時間も6時間もかかっていたころの図面やエスキスを振り返ってみてください。
たった2か月ちょっと(初受験者なら)でここまでできるようになったんだと成長を感じれるはずです。よくがんばったな、と。
その目に見える成長は確実に自信につながります。
これだけやったから大丈夫だと思い込みましょう!
製図道具の手入れをする
本番の図面の汚れを少しでも減らすために、製図道具を綺麗にしましょう。
掃除している時間は不思議と心が落ち着くものです。
明日終わったら飲み行こう、と考えてもいいのです。
また、足りないものがないかも確認しましょう。
シャープペンシルの芯、消しゴム、マーカーペンのインク、ドラフティングテープ、などなど。
大抵のものはコンビニでなんとかなります。
VANCOを使っている方は、念のため通常のテンプレートも持っていくようにしてください!理由はこちらの記事の通りです。↓↓
会場までのルート、雰囲気を確認する
大抵の場合は、最寄駅から各試験会場まで資格学校の職員が点々と立って案内してくれます。(すごい応援してくれます。)
ですが、自分でもルートや所要時間を確認しておきましょう。
途中で緊張のためにお腹が痛くなったりトイレに行きたくなることもあります。
道中でスーパーやドラッグストアがあるかも確認しておくとよいです。(都会の駅近のコンビニはト使用不可のトイレが多いため)
よく寝る
最後はこれに尽きます。
試験は昼を挟んだ時間なので、決して眠くなることのないようにしないといけません。
また、集中力と注意力を最大限発揮するためにも、前日はしっかりと休みましょう。
くれぐれも、学生の頃の試験勉強のように前日に徹夜でがんばってはいけません。
最後に
試験前日は何かと不安になると思います。私もそうでしたし、みんなそうです。
最初は作図だけで何時間もかかっていたのにここまでこれた、という成長に目を向けてください!すごい成長じゃないですか!?
「心配事の9割は起こらない」という言葉と自信を胸に、がんばってください!!
応援しています!!
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