みなさま、一級建築士設計製図の試験、お疲れさまでした。
「ゾーニング間違えたかな。。」
「〇特書き忘れたかも」
など不安は誰にでもあると思いますが、終わった達成感と解放感であふれている方も多いでしょう。
そんな腰が重い状況ではありますが、図面は必ずかつ当日に復元しましょう。
本記事では、当日に必ず復元するべき4つの理由を解説していきます!
採点会のランクで不安になる方はこちらも読んでみてください!↓↓
各資格学校で当日復元会が開催される
基本的に試験が終わり次第、各学校の校舎で復元会が開催されます。会場からバスで送迎してくれる場合もあります。
もちろん、事情で参加しない方もいますが、基本的には必ず参加しましょう。
図面は持ち帰ったエスキスを参考に復元し、要点記述は(何故か本試験とほぼ同じフォーマットの解答用紙が用意されている(笑))記憶だけを頼りに復元します。
復元に掛かる時間は、少しリラックスして取り組むとしても3時間少々でしょう。全然終わった後に飲みに行けますよ!
①不合格だった場合の復習材料になる
もし残念ながら不合格だった場合、課題発表の7月まで何もしないというわけにはいきませんよね。しかし、それまで次年度の試験に向けた学習教材がありません。
なぜ不合格だったのか、どの手順が苦手だったのか、本番は普段の練習とどう違う思考をしてしまったのか、等、根本的な所から再学習しなければなりません。
しかし、合否発表は12月ですので、その頃には図面の内容はほとんど忘れてしまっています。
そのため、復習教材として不合格だった正確な図面が必要なのです。
しかもこの不合格図面は実際の試験元からランク付けで何がダメだったかなんとなくヒントを与えてくれています。
課題が発表されるまではこれといった対策ができず復習に留まるため、不合格図面が最大で最高の教材なのです!
②一日でも経つと必ず忘れる
人間は一日経つと、74%の記憶を忘れると言われています。
例えば、階段の段数。
本番の作図で何段書いたか覚えようとしていなくても、当日中の復元なら、思考のプロセスを追っていけば数字の響きとも併せてほぼ正確な段数を再現できます。
ですが1日でも経つと思考のプロセスが思い出せなくなる上に、数字の響きは完全に忘れてしまいます。
このなんとなくの思考のプロセスと数字の響きが記憶に残っていることが非常に重要で、これこそが当日に復元する理由なのです。
また、図面はエスキスをもとに復元しますが、要点記述は記憶だけを頼りに復元します。
どうしても仕事の都合などで当日の復元が難しい場合は、要点記述だけ復元するのも手段の1つでしょう。(翌日に必ず図面も復元してくださいね!)
③一日でも経つと必ずやる気がなくなる
これ、自分は大丈夫と思っていても絶対やる気なくなります!
「当日復元ができなかった以上、1日後でも2日後でもいつやっても一緒でしょ」
と思ってしまい、試験前に調整していた仕事や学業、遊びを言い訳にしてしまいます。
試験の翌日以降はしっかり休んだり仕事に専念したりたくさん遊んだりすることはほぼ確実なので、どうかもうひと踏ん張り当日中に終わらせてしまいましょう!
④講師の先生への気持ち
これまで毎週講師に添削してもらっていたのに、最終成果物だけは試験元に出して終わり、講師は最終成果物だけ見れない。なんと悲しいことでしょう。
資格学校がデータ収集するというのももちろんあるとは思います。
しかし、私たちが取り組んできた課題は先輩たちが残した復元図面をもとに試験元の傾向や意図を分析して作られたものですので、次の代に繋いでいくべきだと思っています。
復元図面は、もちろん、担当の講師が採点してくれます。最後の採点です。
講師の先生に、2ヶ月半でここまで描けるようになりましたと成長を報告する感謝の手段でもあるのです。
復元会をさぼるとどうなる?
資格学校の営業の方から毎度のごとくしつこく電話が来ます。電話に出なければSMSも来ます。
遅れてでも必ず提出してください、と。
ただそれだけです。。(笑)
当日にしっかり復元して、最後は気持ちよく終わりたいですね!
最後に
図面と要点記述は必ず当日のうちに復元しましょう。自分のため、講師のため、後輩のためにです。
ともかく、みなさん、製図試験本当にお疲れさまでした!しっかり休んでください^^
P.S.
もし今年残念だった方、、、来年は総合資格学院での受講を検討してみてはどうですか?
私自身も大学院生の時に学科独学+製図総合資格で1発ストレート合格を果たしています!
受講料は高いですが、確固たるNo1の実績、オリジナルの対策教材、そして講師陣の熱血さには、私も感謝してもしきれません!
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